mulkの日記

ざっくばらん

映画

この世界の片隅に

☆4.4 今さらになってしまいました。去年の年末あたりからの評判は聞いていたものの、足が遠のいてしまってましたがようやく観てきましたよーー レビューでもわかるように、世の中の評判でもわかるように、未だ全国上映しているのでもわかるように、とてもと…

たかが世界の終わり

☆3.4 難解で重たいのになぜか毎度足を運んでしまうグザヴィエドラン映画。驚異的な若い才能が次に作り出すものはどんなものかと興味がつきないんですよね。今回も本当にヒリヒリ×100くらいのインパクトだったー 舞台はとある口喧嘩の絶えない一家の物語。久…

ラ・ラ・ランド

☆3.7 明日開催するアカデミー賞で最多ノミネートされてるってことで、こんなにタイムリーなことってないなって思って早速行ってきました! 「バードマン」や「マジックインムーンライト」でエマストーンが私の中で急上昇してきていたのですが、世の中的にも…

ホームレス ニューヨークと寝た男

☆3.6 波乱が巻き起こっているアメリカの現状とシンクロしているような本作。マーク・レイはトランプ大統領就任を喜んでるんだろうか。 アメリカにはハワイとかグアムとかしか行った事ないし、ニューヨークなんて華やかで夢の国みたいな場所と思い込んでたん…

2016映画ランキング!

年明けちゃいましたが。昨年は新作映画50本ほどでした。だいたい五つ星評価はしていたので、改めてカテゴリ分けてランク付けしたいなと! まずは、シネコンベスト5! ちなみにタマフルでも一位を獲得していた「クリード」ですが、私も相当高評価なのですが…

スーパーソニック

☆3.1 2017年の映画初めはオアシス!(なぜか!) オアシスというバンドが成し遂げた功績やノエルとリアムのカリスマ性、一つのバンドが一気にスターダムになりあがるまでが描かれていまして、コアなファンじゃないとついていけない内容だったらどうしよーと…

あけましておめでとうございます。2017

しばらく更新をしておらず、あっちゅうまに2016年も終わってしまってました。さて、今年はどんな一年になることやら。 去年レビューできなかった映画をざっとあげますと、 デスノート Light up the NEW world☆3.1 wwws.warnerbros.co.jp 溺れるナイフ☆3.5 ga…

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル

☆3.4 うーん、大好きシリーズな上にファイナルっていっちゃってるところで高まっちゃってたんだろうなー、期待が。悪くはないんですがねぇ、ウシジマくんと柄崎のエピソードなんかはとても興味深かったし、実際とても良い話でした。ただ今まで描かれなかった…

少女

☆3.6 湊かなえ原作ものっていうだけで、結構過激な描写をちょっと高めなテンションでこわがりながらも楽しみたい、っていう期待値ってありますよね(ですよね?) 今回もそういった期待を持っておりましたが、ちょっと印象は違ったかも。描写は少しマイルド…

高慢と偏見とゾンビ

☆3.5 英国古典の原作にゾンビがかけ合わさるという発想に、私を含めたゾンビ好きの人に刺さらない訳がなく、タイトルだけでも引きの強いことこのうえなしでございます。 美人の5人姉妹がカンフー大好きでゾンビと戦う日々を過ごしていて、そこに資産家のイ…

SCOOP!

☆3.5 体を張ってがんばってたー福山。ちょっと肥えた感じで無精髭生やしてやさぐれ中年を熱演してました。がーしかし、どうしてもかっこよくなっちゃうんですよねえ、もうどうしようもならないんでしょうね、あのかっこよさは。ほんとにだめ中年感出すにはも…

君の名は。

☆3.9 もはや社会現象となってすごい勢いになっちゃってるんですが、私も先日2度目をみて、客席の埋まり具合に驚いてきました。秀逸なレビューもたくさんあがって、人に語りたくなる映画なんだと思います。正直映画とレビューをセットで観るの、面白いです。…

闇金ウシジマくん Part3

☆3.3 うーん、映画パート2と、最近までやってた深夜ドラマを観て期待値が高まりきった状態で観るには正直物足りなかった! 今のところストーリーがつながってないんですが、なぜこんなにドラマと映画を量産する必要があるのでしょう? Finalでうまいこと伏…

怒り

☆3.2 重たくて暗い映画は嫌いではないのですが、本作はわりとダメなほうの暗い映画でした。世間的にとても評価されているのもあって、楽しみにしていたのですが、李監督の映画はちょっとあまり好みではないかも。映画としてとても期待をさせる予告だし、実際…

スーサイド・スクワッド

☆3.0 アメコミ系ムービーに疎い私としては素人すぎて、先入観の印象そのままに終わってしまいました。ビジュアルだけでなんか面白そうだなーと思って、どんちゃん騒ぎしてるなー、変な日本人でてくるなー、主役の女の子かわいいなー、ジャレットレトがんばっ…

だれかの木琴

☆3.5 なんというか、とても生々しくリアルな物語で、味わった事のないもぞもぞするような新しい感情を覚えましたよ。かなり大人向けの話だったと思います。そらスバル座でやりますわ。 主婦とイケメン美容師のありふれた不倫もの? と最初は思ってましたが、…

秘密 THE TOP SECRET

☆2.9 原作が好きなので、かなりハードルが上がった状態での鑑賞です。 意見が分かれる作品なのかなと思いますが、概ね不評なのはわかる気がしますw まず、原作の二つの違うエピソードをごっちゃにした脚本に微妙な感じが。原作では一つ一つがしっかりした話…

DOPE/ドープ!!

☆4.3 HUMAXシネマのみでしか上映しておらず、終わる直前に見に行ったのですが、渋谷がちょっと苦手な私ががんばって行ってよかった!! てかもいっかいみたいけどもうやってないしー 90年代のヒップホップ好きオタクの少年が主役なんですが、考えてみたらそ…

花芯

☆3.2 寂聴さん原作の話は今まで触れた事がなく(一番最近の記憶は数年前のdommuneフェスでの講演…)、今回は役者さんが普段観ている人たちだったのでハードルが少し下がり、ようやくデビューできました。やっぱり大人なイメージはありますね。 なにより村川…

シン・ゴジラ

☆3.8 昨日会社お休みだったので初日から悠々と楽しんできました! しょっぱなからパニック状態でスタートはいい感じ。早々に出てくる謎のアレがなんだかきもかわいくて、中盤へさしかかって、おーそうなるんだ!ってなるのは見所の一つ。 災害時の日本の政府…

森山中教習所

☆3.3 割と最近教習所で免許を取った経験から、なにか身近に感じるところがあって公開を楽しみにしていました。麻生久美子さんも出てますし。文科省の名前があったので、若者の車離れをなんとかしたいというメッセージもあるのでしょうか。 昔同級生だった二…

エクス・マキナ

☆3.6 なるべくこの作品は前知識ないまま行くのが良いと思います。なぜなら終盤までは「her」を思わせるAIと人のふんわかあったか恋愛ストーリー?のような流れですが、突如急展開を迎えてえーっ!てなりますから。 それにしても未来の映像は美しいものです。…

シング・ストリート

☆3.9 なにかと話題ですねー。「once ダブリンの街角で」と「はじまりのうた」は観ています。音楽映画ってなにかとテンションあがりますよね。 本作は既存の監督作品よりもぐっと若返って、好きな女の子に振り向いてほしくてバンドを始める若者達の青春ストー…

二重生活

☆3.1 前知識なかったのですが、例によって俳優の魅力から足を運んでしまった本作。やー、思ってたのと違かったw 「哲学的尾行」というだけあって、(意味は難解なんですが)主役の珠が論文のために誰かを尾行をしてみろと教授に進められて始まる物語。尾行を…

インデペンデンス・デイ:リサージェンス

☆3.2 前回に比べて大幅にアップグレードしてきている感じですね。映画の規模も宇宙船も。前回登場していた人たちも元気に活躍してました。エイリアンもがんばってたし若手も奮闘していました。すこし残念というか惜しいなと思ったのは少々感じる時代錯誤感。…

二ツ星の料理人

☆3.2 天才肌の破天荒なシェフの成長ストーリーとでもいいましょうか、主役アダム・ジョーンズには実在のモデルがいたようです。 どこまでが本当なのかはわかりませんが、繊細で上品なフランス料理の裏側でこんなにも熾烈な戦いが繰り広げられてるのかと思う…

FAKE

☆3.7 ちょっと前にこのニュースが話題になっていたときは、なんとなくくだらない雰囲気を察してほぼスルーしてて興味もなかったんですが、この映画あまりにも評判が高いので、ちょっと苦手な渋谷ユーロスペースまで出向いてしまいました。 で、見終わってか…

日本で一番悪い奴ら

☆3.5 白石和彌監督作品といえば「凶悪」。この映画のインパクトは今でも忘れがたく(似たようなインパクトという意味ではヒメアノ〜ルで更新されかけましたが)正直ハラハラドキドキで観なきゃと思いつつ若干緊張していました。 ただ、凶悪に比べると一般受…

セトウツミ

☆3.4 旬な俳優を二人起用して、その魅力を存分に引き出して楽しんでいる感じ。ひたすらしゃべるだけという煽りだったので少し覚悟してましたけど同じ場所での撮影場面は確かに多かったけど登場人物もまあ他にいたし、何より短編集のような切り替え方をしてた…

TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ

☆3.7 共感してくれる人がいるかもしれませんが、最近またクドカン熱が再燃しています。 少し前に終わったドラマ「ゆとりですがなにか?」もよかったし、もうちょっと前の「ごめんね青春!」も秀逸でした。バカしながらもちゃんとしたメッセージがあって、ほ…