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mulkの日記

ざっくばらん

「ばしゃ馬さんとビッグマウス」と「アトムの足音が聞こえる」

旧作ですがずっと観たかったこの2本。

ばしゃ馬さんは、30代半ばの女性が夢を捨てきれずに脚本家を目指すお話。がんばっても夢が叶わないこともある、というお話。主人公の友人が後発で勉強し始めたにもかかわらず脚本家の大賞を受賞してしまうのが印象的。きっと主人公は要領が悪いのでしょう。世の中の渡り歩き方が上手でないように見えました。恋愛も下手だったし、がんばり屋さんの性格のせいで、周りが見えなくなることが多かったんじゃないのかな。関ジャニ君の存在感はよかったけど、やっぱり麻生久美子がかわいいなあ。最近世代的に体張って痛い女を演じることが増えてきたけど。きれいごとばかりでないストーリー展開に好感のもてた一本でした。

もう一本、アトムなんですが、去年だったか一館でのみ上映してたから、見逃していた作品で、音響デザイナー大野松雄氏を取り上げたドキュメンタリー。音響効果にこだわりまくる人たちが出てきて未知なる世界がたくさん見えた本作。当時の働く状況や大野さんの人生など衝撃の事実が多くて見応えありました。音に取り付かれる世界ってどんなんでしょう。聞いたことのない音を作り出す心境とは。たしかに冷静に考えてみると、アトムの歩き方がどうしてああいう音になったのか、謎です。普通の足音からかけはなれているし。文章でうまく表現できないあの音・・・。最初に作った人の創造性には敬服であります。

良作に恵まれた週末でした。