mulkの日記

ざっくばらん

海街diary

BANANA FISHが大好きなものですから、吉田秋生独自の人間の心理描写の繊細さをどう表現されるのか、が鍵かなと思いつつ鑑賞。

原作者は映画化にあたって、四季の風景をきちんと描いてというオーダーを出したそうです。実際映画は美しい鎌倉の風景を、これでもかというほど美しく表現していました。ストーリーも空気感も原作の雰囲気そのまま、映画として出来ていて、原作ファンが納得できるクオリティ。とくにすず役に関しては、イメージそのまんますぎて驚きました。すず役だけ台本がないとかいう情報をどこかでみたのだけど、本当かしら。

これだけ繊細な世界観をそつなくきっちり表現できる是枝監督はすごい。本作に関してとても興味深い考察をしている記事があったので、合わせて紹介しておきます。

☆4.0

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