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mulkの日記

ざっくばらん

ディストラクション・ベイビーズ

☆3.7

役者さんとか音楽とか監督の前評判とかで結構前からとても楽しみにしていました。少し前に見に行ったんですが、テアトル新宿でしかやってなかったからかほぼ満席状態。ガチな暴力映画と思っていたのでこの人気にびっくりしました。

冒頭からいきなり喧嘩。終止暴力なんですが、なんというか印象としては華のない暴力(=リアリティがめっちゃある)で、本当に喧嘩しているのを引きのカメラワークで淡々と映しているのです。よくある仰々しく演出した戦闘のシーンではないので、なんかへんな新鮮味を感じてしまいました。だいたい出てくる人たちはみんなクズで、役者さん達のクズ演技が本当にクズすぎて、いい意味で最悪なんですが、話が進むにつれ、柳楽優弥演じる泰良のどうしようもなさの中にある、なんか筋の通ったぶれないものが際立ってくる。なんでこの人は戦いたいのか、理由が全くわからないけどひたすら自分のやりたいことだけ突き進む。その姿勢がなぜか清々しく、ちょっとかっこ良くみえる(戦うごとに強くなるサイヤ人設定らしい)。最後の表情は本当に男を感じました。なんでしょうか、目力でしょうか。なんだかんだ目力の影響も強い気がする。

小松菜々もしょーもないやつだったけど、体を張った演技はすばらしい。今まで観た中で一番よかった。菅田将暉のクズ役も相変わらずはまっていました。一緒に観た友人は民王の菅田将暉しか知らなかったそうで、とても驚いていました。

個人的には柳楽優弥の「クローズEXPLOSE」で激さむだった役どころが挽回されてうれしかった。そんな作品。

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