mulkの日記

ざっくばらん

日本で一番悪い奴ら

☆3.5

白石和彌監督作品といえば「凶悪」。この映画のインパクトは今でも忘れがたく(似たようなインパクトという意味ではヒメアノ〜ルで更新されかけましたが)正直ハラハラドキドキで観なきゃと思いつつ若干緊張していました。

ただ、凶悪に比べると一般受けする内容だったので全然楽しめました。実話が元にということで、こんな出来事がほんとに警察内部で起こっているのかと思うとおぞましいですが、主役の諸星の人間性と悪い先輩のアドバイスもあってトントン拍子で悪事が加速していくわけです。出世にとらわれるとそこまで入り込んでしまうものかと、個人的にはまったくわからないけど、たまにそう感じさせる人って社内にいたりしますよね。

そんなわけで個人的な感覚に照らし合わせると若干ファンタジーちっくに見えてくるんですが、諸星の生き様はドラマチックなものでありました。

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