mulkの日記

ざっくばらん

シング・ストリート

☆3.9

なにかと話題ですねー。「once ダブリンの街角で」と「はじまりのうた」は観ています。音楽映画ってなにかとテンションあがりますよね。

本作は既存の監督作品よりもぐっと若返って、好きな女の子に振り向いてほしくてバンドを始める若者達の青春ストーリーです。眩しすぎて目がくらくらするほどに青春です。15歳でバンド組んで、いくら練習したところでそんないい歌作れないでしょ!というツッコミはしないでおくとして、部屋の中でドラムセットを組んでバンドそのまま練習するのって絵になるなーと感動しました。

主役のコナーが、不幸な境遇にも関わらず兄弟達と仲良く励ましあいながら夢を見いだす姿に好感。若いってそうじゃなきゃなあ。人の意見を素直に聞いてどんな変身も遂げてしまうところとか。染まりやすいところ、かわいい。

ラストで女の子と二人、勢いだけで家を飛び出して、寂しくも認めるお兄さん、船出のシーンはキラキラ美しく、ぐっとくるものがありました。

壮快感を味わいたいときにまた観ようと思います。

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