mulkの日記

ざっくばらん

シン・ゴジラ

☆3.8

昨日会社お休みだったので初日から悠々と楽しんできました!

しょっぱなからパニック状態でスタートはいい感じ。早々に出てくる謎のアレがなんだかきもかわいくて、中盤へさしかかって、おーそうなるんだ!ってなるのは見所の一つ。

災害時の日本の政府内の動きが本作の大きなポイントとなってくるのですが、とても興味深く面白い部分でもありました。閣僚のやりとりなんかはリアリティを追求したという話をどこかでみましたが、超早口で無駄の一切ない確実なやり取りでついつい聞き逃してしまったり。頭のいい人たちが集まるとこんな感じになるのかなーと思いきや、中にはちょっとぽんこつ(とくに首相はあんなんでいいのか)だったり、強欲なキャラもいたりして面白かったです。

ゴジラそのものでいうと、庵野監督なりの進化したゴジラが(良い悪いは別として)描かれていてなかなか新鮮だったと思います。ただ、登場シーンや雄叫びに関しては2年前のハリウッド版ゴジラのほうがかっこ良かったかなぁ。

名シーンも色々あると思いますが、私はおやすみ中のゴジラを目覚めさせるために電車に爆弾積んでぶっ込むシーンがとても印象に残ってます。なかなか圧巻だった。

にしてもやっぱりゴジラは日本の街並みが似合いますねえ。知ってる場所がゴジラによってバッタバッタなぎ倒されていく様は本当に見応えがありました。

石原さとみは今回も癖のある役柄でしたが、進撃と違ってもう少し内容のある役だったんで良かったと思います。英語もお上手で、なによりへんてこ過ぎる役をこなす女優魂がよかった。今回著名な役者がものすごく出演してるんですけど一瞬だけ出て終わってくんですよね、パニックシーンで急に有名俳優が出てくると、意識がもってかれるのでもうちょっと何とかならないのかなーと思いました。進撃のときも思いましたが。

正直なところ、あんまり観る前は期待してなかったのですが、それがよかったのか意外と楽しめましたよv

shin-godzilla.jp