mulkの日記

ざっくばらん

怒り

☆3.2

重たくて暗い映画は嫌いではないのですが、本作はわりとダメなほうの暗い映画でした。世間的にとても評価されているのもあって、楽しみにしていたのですが、李監督の映画はちょっとあまり好みではないかも。映画としてとても期待をさせる予告だし、実際完成度も高いと思うのですが(評論家ぶってます)どうしても感情の深いところに刺さらないのです。なぜだろう。

一緒に観た会社の同僚は大絶賛していました。で、その人の解説も聞いて納得で、「たしかに、よくできていたな」と思えるのだけど、なんでかな。気分がのらない。ヒューマンストーリー大好きなのになぁ。。。

大体映画観た後って、その映画に関するレビューを観るのですが、ごくわずかに刺さらない人もいるようです。どんな映画でもそういうのありますがね。それらを読んで思ったのは原作とか脚本とかじゃなくてもしかしたら演出が好みじゃないのかな、と感じました。

役者さん達はすごくよかった。俳優がよかった映画部門としては邦画トップクラスかと。だれが、じゃなくみんなすごかったと思います。

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