mulkの日記

ざっくばらん

二ツ星の料理人

☆3.2

天才肌の破天荒なシェフの成長ストーリーとでもいいましょうか、主役アダム・ジョーンズには実在のモデルがいたようです。

どこまでが本当なのかはわかりませんが、繊細で上品なフランス料理の裏側でこんなにも熾烈な戦いが繰り広げられてるのかと思うとミシュランの星のステイタスって相当なものなんだと感服します。わたしは舌音痴の下戸なんで、そういった世界をいまいち実感出来ないんですが‥(ロイホ最高!)

天才がゆえに、価値観の違いから周りの人に当たり散らしたり、その感情の起伏が激しすぎたりしてもう大変なわけなのですが、それでも辞めない人がいるというのは、その実力が認められているためで、野心についていきたいと思っている人が少なからずいるわけで。そういう意味では圧倒的なリーダーシップの持ち主といえるのでしょう。正直人間性はどうなの? と思うのだけど、エレーヌやトニーのように破天荒な人の周りには優秀な常識人がいて、その人たちの支えがあって破天荒さが活かされているのだろうなと。個人的にはもう少しアダムの人間性を出してもよかったんじゃないかなーとも思います。エレーヌがおもむろにキスするシーンとかは「?」な感じだったので。借金を自力で返済しようとしてるとこにキュンとしたのかなぁ。。。

戦場から作り出される美しい料理の数々は見所かなと!あとはシエナ・ミラーかわいかったー

futatsuboshi-chef.jp